横河電機株式会社の研究開発部門(R&D)にて産業用ネットワークの研究に従事。MBA取得後、海外マーケティング部にて同社主要製品の海外市場におけるブランド戦略・中期経営計画作成に参画。B2Bブランディングの先駆けとして後に知られるようになったVigilanceという力強いブランドキャンペーンを実施。同市場でのブレンド認知の向上、積極的なマーケティング展開の実現に加え、「真の横河電機の姿」として、営業チームをはじめ、社員を再び1つのアイデンティティの基に結束させるきっかけを構築。退職後、株式会社ビズ・ナビ&カンパニーを設立し、マーケティング担当取締役CMOに就任。マーケティングを軸に中小企業の経営全般のアドバイス業務を行う。現在は、代表取締役として、売上規模5億円前後の成長意欲のある経営者と対話を通じた独特のコンサル手法を展開。経営者の頭の中を整理し方向性を明確にすることを主な生業とする。
中小企業のコンサルティングを通じて出口戦略が不明なことを痛感。このため、後継者問題に頭を抱えている中小企業が後を絶たないことを知る。経営戦略の一手法であるM&Aを中小企業に導入することで解決を図るため別法人の会社を立ち上げる。M&Aの取引価格が1億円以下の案件に特化したビザインのパートナーに就任。
中小企業のM&Aが戦略として普及しない理由は、1)売り手である中小企業の経営者にM&Aが正しく理解されていないこと、或いは認知が無いこと、2)ビザインのように中小企業に特化したプレーヤーが少ないこと、がある。これを解決するためにM&Aを普及する協会を設立して理事に就任。
成熟した日本であるからこそ、もっと気軽に起業する。学生であっても様々な手法を通じて起業する。自分のライフプランを実現するために起業する。成熟しているビジネスを別の角度から見直して成長産業にしていく。誰もが考えつくアイデアだけど誰も実行していないモデルを実際に小さくはじめて見る。自身が起業を通じて感じていた時にフォローする組織があれば良いな、と感じていた役割りを補完するため、共同でブレスト部を立ち上げ主催する。
もっと軽いテイストで経営の相談が出来たらいいな。そのように考える経営者は多いが、相談先が意外に少ない、或いは敷居が高い。もしくは極度に専門性が高く、どこに相談していいのか悩む。このよなことを解決できる組織、シザールを立ち上げ主催。
現在、数多くの中堅企業でマーケティング戦略立案を手掛けると同時に、財団法人九州生産性本部、社団法人日本経営協会、首都大学東京などの講師、大手メーカーを中心に企業研修を行う。また中小企業のM&A業務におけるアドバイザリー業務も行う。
専門領域は、マーケティング戦略の立案、問題解決、M&A。具象を抽象に引き上げてフレームワークを使って分かりやすく整理する事を得意とする。ドラッカー学会員。